南京大虐殺の犠牲者を追悼

中国、80年目の第二次世界大戦終結記念

南京大虐殺の犠牲者を追悼
南京大虐殺は、1937年12月13日に日本軍が当時の中国の首都南京を占領した際に起こった。日本軍は6週間にわたって約30万人の中国人民間人と無抵抗の兵士を殺害し、第二次世界大戦の中で最も残虐な事件の一つとなった。

追悼式の様子

冬の寒さの中、数千人の人々が南京の記念館広場に集まり、胸に白い花を付けて式に参加した。中国の国旗は半旗で掲げられ、生存者、地元の学生、国際的なゲストなどが式に参加した。10時1分にサイレンが鳴り響き、市内では車が停止し、ホーンが同時に鳴らされ、歩行者も一時停止して犠牲者を追悼した。

中国の平和への願い

南京大虐殺の犠牲者を追悼する式は、第二次世界大戦が終結してから80年目を記念する年に行われた。中国は、この式を通じて、平和への願いと、歴史を忘れないという決意を表明した。中国の国民は、南京大虐殺の歴史を忘れずに、平和と発展を目指して歩んでいく決意を新たにした。
出典: 解放軍報
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