中国の重大な考古発見

陕西省で3000年前の商代遺跡が発見される

中国の陕西省で, 3000年前の商代の遺跡が発見された. この遺跡は, 寨沟遺址と呼ばれ, 陕西省の榆林市清涧県寨沟村に位置する. 陕西省考古研究院は, この遺跡を中心に, 考古調査, 勘探, 発掘を行った.

陕西省の遺跡

現在, この遺跡では, 大面積の夯土建築基礎, 大中小型の墓葬, 鉄器の遺物などが見つかっている. また, ワ窯沟墓地のM3号墓では, 漆器の破片や, 青銅器, 象牙器, 玉器などが発見された. これらの遺物は, 商代の社会構造や, 北方地域と中原王朝の関係を研究する上で, 重要な役割を果たす.

商代の遺跡

寨沟遺址は, 陕北地区の殷商方国の中心地であり, 商代後期の政治社会構造を研究する上で, 重要な窓口となっている. 陕西省考古研究院の研究員, 孫戦偉氏は, この遺跡の発見は, 中国の考古学界に大きな影響を与えるものであると述べた.
出典: 新華社

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