三星、米国で新型CMOSイメージセンサー量産へ

アップルのiPhone向けに供給

三星は、米国テキサス州オースティンの半導体工場で新型CMOSイメージセンサーの量産を開始する予定だ。同社は、アップルのiPhone向けにこれらのセンサーを供給する計画である。

量産の開始

三星は、すでに機械および電気プロジェクトマネージャーの募集を開始しており、これらのポジションは主に半導体工場の「hookup」エンジニアリングを担当する。hookupとは、施設にガスや水などの公用システムパイプを敷設することを指し、設計者、装置エンジニア、サプライヤー間の調整が必要である。

技術の革新

三星は、同時ににクリーンルームの基礎工事が完了したことを示唆しており、hookupが完了した後、生産設備の設置が行われる。さらに、同社はシリコンウェハーの表面のクリーニング作業に使用されるクリーンルーム装置のエンジニアや技術者を募集している。チップ製造プロセスでは、不純物が回路の欠陥を引き起こす可能性があるため、洗浄工程は全工程の約40%を占める。

三星は、先月、オースティン市議会に、同市の半導体工場に190億ドル(約1.337兆円)を投資する計画を発表した。これは、日常的な維持および先進的な製造設備の導入に使用される予定だ。
出典: IT之家-RSS

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